最終更新日:2024/3/4

【初心者必見】PV、UU、AU、セッション数を一挙解説!SEO解析の基礎を学ぼう

WEBサイトのデータ分析をする際に、「セッション数」「PV」「UU」「AU」という単語を目にしたことはありませんか?

「よくわからないけど、要はアクセス数のことでしょ?」と考えている方は要注意。

今回は、「セッション数」「PV」「UU」「AU」という4つの指標についての説明と、Google Analyticsからの確認方法を紹介します。

この記事を読むことで、以下の内容が理解できます。

  • 常連ユーザーがどれくらいいるかがわかる
  • WEBサイトの「見やすさ」の基準を設けられる
  • GoogleAnalytics(GA4)を利用して、各指標を確認できる

さらにSEOを強化したウェブサイトやコンテンツを作成したい方は、SEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」の利用も検討すると良いでしょう。

ぜひ最後までご覧ください!

セッション数 / PV / UU / AUとは:アクセス状況を確認する指標

「セッション数」「PV」「UU」「AU」とは、ユーザーがどのようにWEBサイトにアクセスしているのかを判断する指標になります。

各指標の概要は以下のとおりです。

  1. セッション数・・・WEBサイトに訪れた回数
  2. PV(Page View)・・・ページが開かれた回数
  3. AU(Active Users)・・・WEBサイトに訪れたユーザー数
  4. UU(Unique Users)・・・AUとほぼ同義

次の章では、4つの指標の解説とGoogleAnalyticsを利用した確認方法を紹介します。もしGoogleAnalyticsを利用していない方は、まず下記の記事をご覧ください。

GA4(Google Analytics4)の機能・使い方を解説

1.セッション数とは:WEBサイトに訪れた回数

セッション数とは「ユーザーがWEBサーバーにアクセスしてから離脱するまでの一連の活動」を意味します。

「ユーザーのWEBサイト訪問回数」とも言えるでしょう。

例えば、とあるユーザーがWEBサーバーにアクセスし、様々なページを閲覧した後に離脱した場合、これを1セッションと数えます。

翌日に同じユーザーが再びWEBサーバーにアクセスをしたら、合計2セッションとなります。

セッション数をGoogleAnalyticsで確認する方法

セッション数は、GoogleAnalyticsで確認できます。

【レポート】⇒【集客】⇒【トラフィック獲得】の順にクリックしてください。自然検索やダイレクトリンクなど、ウェブサイトにアクセスした方法ごとにまとめられたセッション数が表示されます。

2.PVとは:ページが閲覧された回数

PV(Page Veiw)とは、WEBサイト上のページが表示される回数を指します。どのページが最も人気か判断する方法として、最もわかりやすい指標の1つです。

注意点として、「戻る」ボタンや「更新」ボタンを押しても1PVとして数えられることです。したがって、【ユーザーが興味のあるページを閲覧し終えて、検索ページに戻るために「戻る」ボタンを連打する】という行為も1PVとして数えられるので、この点には注意が必要です。

PVをGoogleAnalyticsで確認する方法

PVをGoogleAnalyticsで確認する際は、【レポート】⇒【エンゲージメント】⇒【ページとスクリーン】とクリックしてください。PVが「表示回数」として示されています。

ここから、最も頻繁に閲覧されているページを把握できます。

3.AUとは:WEBサイトに訪れたユーザー数

AU(Active Users)とは、WEBサイトに訪れたユーザー数のことを指します。セッション数は、1人のユーザーが一定の期間を空ければ1カウントされます。一方のAUは、同一のユーザーがどのようにアクセスしても1回しかカウントされません。

AUの増加は、サイトの健全性と成長性、サイトの魅力度や流行を判断する重要な指標となります。

DAU、WAU、MAUの違い

「DAU」「WAU」「MAU」は、特定の期間内にWEBサイトを訪れたユーザー数の指標です。集計に期間を設けることで、新規ユーザーがどの程度の頻度でアクセスしているかが判断できます。

  • DAU(Daily Active Users)・・・1日毎のアクティブユーザー数
  • WAU(Weekly Active Users)・・・1週間毎のアクティブユーザー数
  • MAU(Monthly Active Users)・・・1カ月毎のアクティブユーザー数

例えば、DAUが少なくWAU、MAUが高い場合、1日のアクセス頻度は少ないが、ある程度日にちをあけて不定期的に利用されていることがわかります。

毎日利用してほしいコンテンツの場合はDAU、不定期でもよいから長期的に利用してほしいコンテンツはWAU、MAUを重視すべきです。

AUをGoogleAnalyticsで確認する方法

AUをGoogleAnalyticsで確認するときは、【レポート】⇒【エンゲージメント】⇒【エンゲージメントの概要】とクリックすると表示されます。

ここではスティッキネスと呼ばれる指標により、ユーザーがどの程度頻繁にアクセスしているかわかります。

4.UUとは:AUとほとんど同じ意味

UU(Unique Uesrs)とは、WEBサイトに訪れた個別のユーザー数を指します。集計期間を設定してユーザー数をカウントする場合はAUと呼び、特定の期間設定なしにウェブサイトに訪れたユニークな訪問者数を指す場合はUUと説明されることが多いです。

一方でGoogleAnalyticsでは、この2つの指標は全く同じ意味として利用されています。AUと同じ意味と理解しても、ほとんど差し支えありません。

それぞれの指標から改善点を見つける

「セッション数」「PV」「UU」「AU」の4つの指標について解説いたしました。

次は、4つの指標を元にWEBサイトの分析を行い、問題点を洗い出しましょう。

今回は、よくある3つの問題点に対する改善点を解説します。

  1. セッション数は増加しているがPVが増えない場合
  2. AUは増加しているがPVが増えない場合
  3. セッション数は増加しているがAUが増えない場合

1.セッション数は増加しているがPVが増えない場合

セッション数の増加は、新規訪問者もしくはリピーターが増えている証拠です。一方でPVが増えない場合は、訪問者がページ間を移動していないことを意味します。

これには以下の理由が考えられます。

  • サイトの内部リンクが不十分
  • コンテンツが読者の心を掴めなかった

サイトのナビゲーションを見直し、関連するコンテンツへのリンクを増やすことで、PVを増やせるかもしれません。

被リンクを増やしたい場合はSEO担当者必見!被リンク獲得方法9選を徹底解説、内部リンク管理ツールが知りたい場合は【2024年版】SEOを強化する内部リンク管理ツール10選のコラムをご覧ください。

2.AUは増加しているがPVが増えない場合

これは、新規訪問者は増えているものの、ページの閲覧数が伸び悩んでいることを示します。

セッション数は増加しているがPVが増えない場合と比較すると、こちらの例はリピーターが増えていません。戦略として新規しか狙わないのなら問題ありませんが、長期的にコンテンツを継続していくならば、リピーターの獲得は必須です。

改善方法としては、

  • 読者が興味を持つコンテンツを提供する
  • サイトの速度の最適化など、UXを向上させる

とにかくユーザーファーストを意識し、常連客を獲得しましょう。

読者が興味を持ちそうなキーワードを調べたいならSEOを強化する検索クエリ・キーワード調査ツール10選、ページの内容を充実させるために必須な共起語に関するコラムは共起語とは?SEOに効果的な活用法と無料分析ツールを紹介をご覧ください。

3.セッション数は増加しているがAUが増えない場合

セッション数が増加しているにもかかわらずAUが増えない場合は、同じ訪問者が何度もサイトを訪れている状況を示します。

これは、新規訪問者を惹き付けることができていない状況です。次のような施策を行うとよいでしょう。

  • SEOの最適化
  • ソーシャルメディアでのプロモーション

また、コンテンツの質と多様性を高めることで、新規訪問者の獲得につながります。

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自分に合ったSEO対策を行いましょう。

指標を理解してWEBサイトを成功へ導こう

「セッション数」「PV」「UU」「AU」は、WEBサイトを分析する上で重要な指標です。それぞれの特性と分析方法を理解することで、SEO対策の手助けになります。

GoogleAnalyticsも併せて活用し、WEBサイトを改善していきましょう。

また、SEO分析結果をWEBサイトにフィードバックするときは、SEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」がオススメです。

トランスコープについては、以下の動画で詳しく紹介しています。

AIでSEOに強いブログ記事作成!SEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」とは?

さらに、トランスコープの評判・導入事例では、トランスコープを実際に採用した企業を紹介しているので、ご確認ください。

トランスコープは、無料で体験ができるので、ぜひお気軽にお試しください。

公式ウェブサイト:https://transcope.io/

最終更新日:2024/3/4

シェアモル株式会社 代表取締役

齋藤 康輔

大学在学中に半導体のシミュレーションを専攻する傍ら、人材会社にてインターン。
インターン中に人材会社向け業務システムを開発し、大学卒業後の2007年3月に上記システム「マッチングッド」を販売する会社、マッチングッド株式会社を設立。
12年の経営の後、2019年1月に東証プライム上場企業の株式会社じげんに株式譲渡。
売却資金を元手に、シェアモル株式会社を設立。
AIを利用したM&A・事業承継の仲介サービス「シェアモルM&A」SEOに強い文章をAIが作成する「トランスコープ」を展開中。

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