最終更新日:1/6/2024
近年、SEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」を始め、AIを活用した高機能なツールが注目を集めています。
その中でもおすすめなのがMicrosoft Clarityです。Microsoft Clarityは、ウェブサイトのUXを改善するためのユーザー行動解析ツールです。ウェブサイト訪問者の行動を見える化し、サイトの問題点を特定して改善するのに役立ちます。
例えば、トランスコープで作成した文章が何名の方に読まれているかだけでなく、ページ上のどこまで読まれているかなどをカンタンに解析できます。
Clarityの主な機能は次のとおりです:
ユーザーの行動をリアルタイムで録画し、彼らがウェブサイト上でどのように移動し、どのようにインタラクションを取っているかを把握できます。
ページ上で最も多くのユーザーがクリックした場所や、最も多くのユーザーがスクロールした領域を可視化します。
ユーザーの行動トレンドを見える化します。デバイス、ブラウザ、地域などの分析も含まれています。
Microsoft Clarityは無料で使用でき、設定も簡単です。また、ユーザープライバシーに配慮して設計されており、特定の個人を識別する情報を収集または表示しないようになっています。
これだけ豊富な機能が無料で利用できるのは本当に驚きです。
レコーディング機能により、ユーザー行動を分析することが可能です。個人情報は自動的にマスキングされます。視聴速度を変えたり、アクティブでない時間帯をスキップしたりなど、レコーディング機能に必要な基本的な機能は全て備わっています。
1点他のユーザー行動解析ツールではあまり見ない面白い機能がありました。インサイト機能です。ユーザー行動のサマリーを文字起こししてくれます。ドキュメントには明言しておりませんでしたが、おそらくChatGPTのような大規模言語モデルが裏側で動いているものと思われます。
ヒートマップでユーザーがウェブサイトのどこを閲覧・クリックしたかを可視化することが可能です。ユーザー全体のウェブサイトの視聴傾向を視覚的に把握するために、とても便利な機能です。
Clarityのダッシュボードは、サイト上のトラフィックを全体的に理解するのに役立つ集計機能を提供します。たとえば、
などを集計します。
提供される情報は、フィルターやセグメントを使用して詳細に分析することができます。これにより、特定のユーザーの行動パターンを分析することができます。分析結果を基に、ウェブサイトの修正を効率的に行うことが可能です。
補足として、Microsoft Clarityは日本語対応もしています。
アカウント画面から以下のように言語設定が可能です。
いかがでしたでしょうか?
Microsoft Clarityを導入することで、以下のようなメリットがあります。
Clarityのヒートマップやレコーディング機能を使用すると、ユーザーがウェブサイトでどのように行動しているかを詳細に理解することができます。ウェブサイトの設計や機能を改善するための貴重な洞察を提供します。
ユーザーが存在しないリンクをクリックしたり、何かを探してページを上下にスクロールしたりするなどの行動は、ウェブサイトの設計やコンテンツに問題があることを示しています。Clarityはこれらの問題を特定し、解決するための情報を提供します。
Clarityは、ユーザーが経験しているJavaScriptエラーや他の技術的な問題を特定するのに役立ちます。エラー情報は提供しない解析ツールも多いので、この機能はエンジニアの観点からも大変便利です。
Clarityは無料で使用できるため、小規模なビジネスやスタートアップでも手軽に導入できます。
Clarityはデータの保存期間にも制限がありません。他のツールでは1ヶ月の保存期間しかないツールもあります。無制限だと、どのように数字が変化したかを確認できますので、大変ありがたいです。
Clarityはユーザープライバシーに配慮した設計となっており、特定の個人を識別する情報を収集または表示しないようになっています。
提供される統計情報は、フィルターやセグメントを使用して分析することができます。特定のユーザーの行動パターンを詳細に分析し、ウェブサイトの改善に役立てることができます。
Microsoft Clarityは完全無料のソフトです。是非皆様もウェブサイトのUXを改善するために、一度お試しされてみてはいかがでしょうか?
我々はSEOに強いAIライティングツール「トランスコープ」を提供しております。記事サイトなどのユーザー行動に問題があるときは、是非ご検討いただけましたら幸いです。
最終更新日:1/6/2024
シェアモル株式会社 代表取締役
齋藤 康輔
大学在学中に半導体のシミュレーションを専攻する傍ら、人材会社にてインターン。
インターン中に人材会社向け業務システムを開発し、大学卒業後の2007年3月に上記システム「マッチングッド」を販売する会社、マッチングッド株式会社を設立。
12年の経営の後、2019年1月に東証プライム上場企業の株式会社じげんに株式譲渡。
売却資金を元手に、シェアモル株式会社を設立。
AIを利用したM&A・事業承継の仲介サービス「シェアモルM&A」とSEOに強い文章をAIが作成する「トランスコープ」を展開中。
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